招待状で大活躍!時候の挨拶まとめ

2024/08/31

招待状の文面を考えるときに皆さんが調べる項目No.1『時候の挨拶』について分かりやすくまとめてみました!
招待状で大活躍!時候の挨拶まとめ
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WEB招待状でも、紙の招待状でも、まずはゲストの方へご挨拶を添えますよね。

そんな時に季節の移り変わりや季節に応じた心情を表す言葉から始まるのが形式的なお手紙マナー!


この言葉を『時候の挨拶』というのですが使う機会が少ないと、

・何って書いたらいいの?

・色々種類があってよくわからない

といった疑問を持たれる方も多くいるはず・・・


そこで今回はそんな疑問も回収しつつ、1〜12月までの時候の挨拶を分かりやすくまとめていきたいと思います😊



|時候の挨拶は2種類ある

月ごとのまとめをする前にまず知っておいていただきたいのが時候の挨拶にも種類があるということ!

1つ目が『漢語調』2つ目が『口語調』と呼ばれています。

この後ご紹介する月ごとの挨拶では勿論両方まとめていきますが、どちらを使用するか迷った時は次の内容で判断すると良いでしょう。


①漢語調:格調高い印象を与える

・親族や会社関係(上司)などのゲストが多い

・かっちりした形式を重んじる挙式にする

・全体的にフォーマルな結婚式である


②口語調:親しみやすく柔らかな印象を与える

・カジュアルな結婚式である

・招待ゲストは友人が多い

・パーティーのような自由度高い結婚式


それでは以上を踏まえた上で、早速月ごとの挨拶をまとめていきたいと思います!

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|1月の挨拶

【漢語調】

・新春の候

・大寒の候

・初春の候

・厳冬の候

【口語調】

・新しい年が始まりましたが

・本格的な冬の到来を迎え

・冬の空気が美しく澄む頃

・真冬の澄んだ空気が街を包む季節になりました


|2月の挨拶

【漢語調】

・立春の候

・梅鶯の候

・梅花の候

・向春の候

【口語調】

・梅のつぼみもふくらみはじめ

・寒さもそろそろやわらいてまいりました

・うぐいすの初音に春の訪れを感じるころ

・梅の香りが漂う頃となりました


|3月の挨拶

【漢語調】

・麗日の候

・春分の候

・春暖の候

・早春の候

【口語調】

・ようやく春めいてまいりましたが

・春光うららかな季節となりました

・桃の香りとともに春めく頃

・春風が心地よい季節となりました


|4月の挨拶

【漢語調】

・桜花の候

・陽春の候

・仲春の候

・春風の候

【口語調】

・若草もえる季節となりましたが

・うららかな春日和の頃となりましたが

・優しい春の日差しが心地よい季節となりました

・野に花の香り漂う今日このごろ


|5月の挨拶

【漢語調】

・新緑の候

・薫風の候

・立夏の候

・青葉の候

【口語調】

・さわやかな季節となりました

・緑風の香りさわやかな季節となりました

・気持ちのよい五月晴れが続きますが

・緑も深い青葉のころとなり


|6月の挨拶

【漢語調】

・初夏の候

・向夏の候

・入梅の候

・長雨の候

【口語調】

・木々の緑も深みを増して

・紫陽花の咲く季節となりました

・青葉若葉のみぎり

・さわやかな初夏を迎え



|7月の挨拶

【漢語調】

・仲夏の候

・大暑の候

・盛夏の候

・猛暑の候

【口語調】

・日ごとに暑さが増してまいりましたが

・蝉の声が夏空に響く頃

・暑さ厳しき折

・夏の青空がまぶしい季節となりました


|8月の挨拶

【漢語調】

・猛暑の候

・晩夏の候

・残夏の候

・立秋の候

【口語調】

・眩しく太陽がきらめく頃

・厳しい暑さが続いておりますが

・夕風の優しい香りに秋の兆しを感じる頃


|9月の挨拶

【漢語調】

・初秋の候

・秋晴の候

・涼風の候

・秋涼の候

【口語調】

・空高く澄みわたる頃

・すがすがしい秋晴れがつづきますが

・すすきの穂も揺れる季節となりました

・日増しに秋も深まり


|10月の挨拶

【漢語調】

・仲夏の候

・大暑の候

・盛夏の候

・猛暑の候

【口語調】

・日ごとに暑さが増してまいりましたが

・蝉の声が夏空に響く頃

・暑さ厳しき折

・夏の青空がまぶしい季節となりました


|11月の挨拶

【漢語調】

・深秋の候

・晩秋の候

・向寒の候

・菊花の候

【口語調】

・鮮やかな紅葉の季節となりましたが

・秋の気配が深まる季節となりました

・日増しに寒さもつのり

・穏やかな日差しに包まれる頃


|12月の挨拶

【漢語調】

・初冬の候

・歳末の候

・寒冷の候

・初雪の候

【口語調】

・めっきり寒くなりましたが

・年の瀬もおしせまってまいりましたが

・清らかな冬の空気がはずむ頃

・初雪のたよりが届く今日このごろ


さて、ここまで1〜12月の各挨拶を見ていきましたが、次は実際に使ってみるとどのような感じなのかそれぞれ例文をご用意してみました!ぜひ招待状文面の参考にしてみてください😊

|文章への組み込み例

<左→漢語調  右→口語調>

時候の挨拶を入れる場所は、謹啓や拝啓といった頭語のすぐ後ろになります。

その後相手への心遣いとして「皆様いかがお過ごしでしょうか」等を入れることで、まとまりよくスムーズに繋がるのでセットで覚えておくと良いでしょう✨


|招待状文面では投函月の挨拶を使う

最後は超重要ポイント!!

招待状の文面には一体いつの挨拶を使うのかですが、結論から言うと「投函月」です。


結婚式の案内だから挙式月じゃないの?と思いがちな所がひっかけポイントですが、文章はあくまで手紙を書いたときに相手へ宛てた挨拶であり、その後続く結婚式の日取り等は別物!と考えると迷うことがなくなります💡


ですので、先の例文を参考にするならば、あれは8月の挨拶を引用しており、結語の後が8月吉日となっていることから「8月投函予定の文章」ということになりますね😊


|まとめ

⚫︎招待状の文面には時候の挨拶を入れる

⚫︎投函月で何月の挨拶を入れるか選ぶ

⚫︎種類は渡す相手や結婚式のスタイルに合わせて選ぶ


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さて、今回は招待状作成時に使える「時候の挨拶」についてまとめていきましたが、いかがでしたでしょうか?

結婚式以外でも改まったお手紙を書く際やビジネスシーン等でも使える内容となっておりますので、

ぜひ今後も参考にしていただけたら嬉しく思います!


前回の記事はこちら→【作る前に見てほしい】自作ムービーの注意点8項目



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