挙式とは新郎新婦が結婚を誓い合う儀式のこと!
いくつかのスタイルがあり、それぞれ『教会式(チャペル式)』『人前式』『神前式』『仏前式』と呼ばれています。
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キリスト教の儀式に則って、神に結婚を誓う挙式スタイル。
主にホテルにあるチャペルや専門式場が会場となります。街にある教会や日常的に礼拝している教会でも執り行う事は可能ですが、条件がある場合がほとんどの為、必ず事前に確認をしておきましょう。
司会進行は牧師(または神父)が行い、場所によっては聖歌隊の生歌・生演奏も行われるなど厳かな雰囲気が特徴です。
「病める時も健やかなる時も〜」のシーンは、結婚式といえば!というくらいにメジャーではないでしょうか?
ゲストは親族・友人・職場関係者まで新郎新婦で相談して招待することができます。
衣装は新婦が純白のウェディングドレス、新郎がタキシードを着用します。
入場時に行われる新婦のベールダウンは印象的ですよね。
[ 流 れ ]
1. ゲスト入場
2. 開式の辞
3. 新郎入場
4. 新婦入場
→父親または親族と入場します。
5. 讃美歌斉唱
6. 聖書の朗読と神への祈り
→牧師が二人を前に聖書にあるお言葉を朗読し、神へ祈りを捧げます。
7. 誓いの言葉
8. 指輪の交換
→結婚の誓約の証として指輪を交換します。新郎、新婦の順でお互いの薬指にはめます。
9.結婚証明書に署名・宣言
→証明書に新郎新婦が署名後に牧師が署名をし、神とゲストへ向けて二人の結婚を宣言します。
10. 閉会の辞
11. 新郎新婦の退場
神道の神々に誓いを立てる日本ならではの挙式スタイル。
神社や神殿が併設されているホテル・結婚式場で行われ、神主が挙式を執り行います。
参列者は親族のみが一般的ですが、場所によっては新郎新婦が参列してほしいと希望するゲスト数名も招待することができるようです。
衣装は新婦が白無垢・色打掛・大振袖、新郎が紋付袴を着用します。
中には文金高島田(ぶんきんたかしまだ)をカツラではなく地毛で結うことを憧れにされておられる方も...!
角隠しや綿帽子も、古き良き日本の奥ゆかしさが感じられてとても素敵です。
[ 流 れ ]
1. 手水の儀
2.参進の儀
→雅楽が演奏される中、神職と巫女に先導された新郎新婦、仲人、両親、親族が列になって本殿まで歩きます。
3. 斎主挨拶
4. 修祓の儀
→斎主が祓詞(はらいことば)を述べ、新郎新婦の身の穢れをはらい清めます。
5. 祝詞奏上
→「祝いの言葉」を読み上げる儀式です。
6. 三献の儀
→新郎新婦が大中小の盃(サカズキ)でお神酒を飲み交わします。
3種類の盃でそれぞれ3回ずつ合計9回飲むことから「三三九度」とも呼ばれています!
7. 誓詞奉読
→新郎新婦が誓いの言葉を読み上げます。
8. 指輪交換
→お互いの左手薬指に結婚指輪をはめます。
9. 玉串奉奠
→「玉串」という木の小枝に紙垂を付けたものを神前にお供えして、神と二人のつながりを固める儀式です。
10. 巫女の舞
→二人の新しい門出と両家の繁栄を祈って巫女が舞を披露します。
11. 親族盃の儀
→列席者もしくは代表者が盃でお神酒を飲み、親独同士のつながりを固めます。
12. 斎主祝辞
→斎主から祝辞が述べられます。
13. 退場
→斎主・新郎新婦・仲人・親族・(友人)の順に退場していきます。
何やら難しい言葉が並んでいるなと思われる方も多いでしょう。
しかし内容を見てみると、実はそこまで特別難しいことはしていません!
粛々とした雰囲気ではありますが、そこが魅力でもありますので是非ご検討されてみてはいかがでしょうか?
教会(チャペル)式と見た感じは似ているのですが、こちらは列席したゲストへ向けて誓いを立てる挙式スタイルです。
読み方は「じんぜんしき」または神前式と混同しないように「ひとまえしき」と読む場合もあります。
場所や進行については基本的に自由で、ガーデンやビーチで行ったり、結婚指輪を愛犬に持ってきてもらうリングドッグの演出など二人らしい挙式が実現できるところは非常に人気が高いです!
[ 流 れ ]
1. 列席者入場
2. 新郎新婦入場
3. 開式の辞
4. 誓いの言葉
5. 指輪の交換
6. ベールアップ・誓いのキス
7. 指輪披露
8. 結婚証明書に署名
→新郎新婦がそれぞれ署名をします。中には婚姻届に署名をされるお二人もいらっしゃいますよ!
9. ゲストによる結婚の承認
→司会者がゲストへ問いかけ、ゲストは二人の結婚を拍手等で賛同の意思表示をします。
10. 結婚成立宣言
11. 閉式の辞
12. 新郎新婦退場
基本の流れとしては以上になりますが、人前式は本当に自由度が高い挙式スタイルですので、二人の希望する演出を上手く進行に組み込んで思い出に残る式にしましょう!
仏前式とは、仏様の前で結婚の誓いを立てるスタイルのこと。
日本に古くから根差した伝統的な挙式スタイルで、神のご加護を賜る神前式とは異なり、こちらは二人が出会えた「御縁」に感謝し仏様やご先祖様にご報告をします。
場所については、寺院または自宅に僧侶を招いて仏前で行います。
新郎と新婦で宗派が異なる場合もあると思いますが、その場合は両家で相談をし、どちらで執り行うのか決めましょう。
衣装は神前式と同様に、新婦が白無垢、新郎が紋付袴を着用します。
[ 流 れ ]
1. 入堂
2. 軽白文朗読
→式を執り行う司婚者(僧侶)が仏前でこれから式が始まることを報告します。
3. 念珠授与
→仏前式で「最も大切な儀式」です。司婚者から新郎新婦が念珠を授かり、式が終わるまで持っておきます。
4. 指輪の交換
→こちらは希望があれば行い、通常は3から5に進行していきます。
5. 司婚の儀
→チャペル式で言うところの「病める時も〜誓いますか?」のような儀式です。
最後に二人で「誓詞」を読み上げて結婚成立となります。
6. 焼香
7. 誓杯
→こちらは神前式で言うところの「三献の儀」にあたり、新郎新婦が大中小の盃でお酒を飲み交わします。
8. 親族固めの杯
9. 法話
→司婚者による祝いの言葉と、仏教についてのお話「法話」を説いてくださります。
10. 退堂
宗派によって多少の違いはあるものの、以上が仏前式の大まかな流れになります!
寺院も場所によっては式を執り行っていない場合もあるので、事前にきちんと確認をしましょう。
また、神前式と仏前式で披露宴も考えておられる方は式後に別の会場へ移動し披露宴を行うことになるので、会場や移動手段なども併せて考えていくと良いでしょう◎
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いかがでしたでしょうか。
今回は4つの挙式スタイルについてご紹介をしました!
この記事を参考に、お二人にピッタリな挙式スタイルが見つかりますように______
前回の記事はこちら→[両家顔合わせのしおり]内容どうする?? 【手作り応援ガイド】
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