これを見れば解決!席次表の肩書きまとめ

2024/05/12

席次表を手作りする上で難所となってくるのは『肩書きどうする問題』。このコラムではそんな疑問をまるっと解決いたします!
これを見れば解決!席次表の肩書きまとめ
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披露宴会場でゲストが座る席を一枚にまとめたものを「席次表(または座席表)」と言います。


この席次表には、新郎新婦との関係性や社会的な立場を明確にするために重要な役割を果たしている「肩書き」と呼ばれるものがあり、記載の仕方によっては失礼にあたる場合も!


そこで今回は、席次表の基本的なポイントから関係性ごとの肩書き参考例をまとめてみました。

ぜひ参考にしてみてくださいね😊


基本ポイント

先にお伝えした通り、席次表の肩書きには「新郎新婦との関係性」や「ゲストの社会的な立場」を記載します。


中には関係性と社会的な立場のどちらを入れるかで悩むケースもあるようですが、

その場合は基本的に後者を優先して肩書きに入れましょう。


さらに肩書きを記載する上で押さえておきたいポイントとして、

・両家で揃える

・漢字、名前のミスはNG

を意識しておきたいところですね。


両親・親族の肩書き

◻︎両親

 父親:新郎(新婦)父

 母親:新郎(新婦)母


◻︎兄弟姉妹(未婚)

 兄弟:新郎(新婦)兄、新郎(新婦)弟

 姉妹:新郎(新婦)姉、新郎(新婦)妹


◻︎義理の兄弟姉妹

 兄・姉の配偶者:新郎(新婦)義兄、新郎(新婦)義姉

 弟・妹の配偶者:新郎(新婦)義妹、新郎(新婦)義弟

⚠︎年齢に関係なく上記の通り記載します


◻︎甥っ子・姪っ子

 兄弟姉妹の子供:新郎(新婦)甥、新郎(新婦)姪


◻︎祖父母

 祖父:新郎(新婦)祖父

 祖母:新郎(新婦)祖母


◻︎両親の兄姉・その配偶者

 両親の兄・姉+その配偶者:新郎(新婦)伯父、新郎(新婦)伯母


◻︎両親の弟妹・その配偶者

 両親の弟・妹+その配偶者:新郎(新婦)叔父、新郎(新婦)叔母

⚠︎「伯父」と「叔父」の違いは両親より歳上かどうかです。
非常に間違えやすい箇所になるので、特に外部委託をする場合は注意しましょう!


◻︎両親の弟妹・その配偶者

 両親の弟・妹+その配偶者:新郎(新婦)叔父、新郎(新婦)叔母


◻︎いとこ(従兄弟・従姉妹)

 歳上のいとこ+その配偶者:新郎(新婦)従兄、新郎(新婦)従姉

 歳下のいとこ+その配偶者:新郎(新婦)従弟、新郎(新婦)従妹

⚠︎同い年の場合はどちらでもOK(誕生月でどちらにするか決めた方も!)


◻︎いとこの子供

 男の子:新郎(新婦)従甥

 女の子:新郎(新婦)従姪


◻︎その他親戚

 その他親戚:新郎(新婦)親戚


仕事関係

◻︎会社社長

 株式会社〇〇取締役社長

 株式会社〇〇代表取締役 など

⚠︎株式会社や有限会社等は省略せずに正式名称で書きましょう。
新郎側や新婦側だからといって、肩書きに「新郎・新婦」の文字を入れなくてOK!


◻︎(現)勤務先の上司

 新郎(新婦)会社上司

 新郎(新婦)職場上司

 株式会社〇〇▲▲部 部長 など

⚠︎勤務先が「病院」「役所」「学校」などの場合は、会社ではなく職場と書くことが正式です


◻︎(現)勤務先の先輩・同期・後輩

 新郎(新婦)会社先輩

 新郎(新婦)会社同僚

 新郎(新婦)先輩

 新郎(新婦)同僚 など


もう少しカッチリさせたいな・・・という方は、上司同様に会社名や部署・役職等を書くのもアリです!

同期や後輩については「同僚」とまとめます。


◻︎(現)勤務先を退職された上司・同僚

 新郎(新婦)会社元上司

 新郎(新婦)会社元同僚


◻︎取引先など別会社の方

 株式会社〇〇▲▲部 部長 など

⚠︎社名・部署名・役職を記載しますが、その際名刺を参考にする場合は要注意です!
頂戴してから期間が空いていると、役職等に変更があることも結構あります😵‍💫


◻︎(元)勤務先の上司・同僚

 新郎(新婦)元会社上司

 新郎(新婦)元会社同僚

⚠︎「元」を入れる場所を間違えると意味合いが変わってくるので注意しましょう!



友人

◻︎友人

 新郎(新婦)友人

 新郎(新婦)高校友人

 〇〇同好会新郎(新婦)友人  など


年代で分ける場合は、いつからの友人なのかを書いておきましょう!

また新郎新婦どちらも交流がある友人の場合は、「新郎新婦友人」とすることもOKです。


◻︎学生時代の先輩・後輩

 新郎(新婦)高校先輩

 新郎(専門学校)先輩 など

⚠︎後輩の場合は「友人」と書きましょう


◻︎幼馴染

 新郎(新婦)幼馴染  →友人としてまとめてしまっても問題ありません


その他ゲスト

◻︎恩師

 新郎(新婦)恩師

 新郎(新婦)高校恩師


恩師にあたる方が未だ現役の場合は現職の肩書きも追加しましょう。

例)新婦恩師 私立〇▲高等学校 校長


◻︎夫婦・子連れで招待しているゲスト

<ゲストの妻>

 新郎(新婦)友人

 〇〇様 令夫人

<ゲストの夫>

 新郎(新婦)友人

 〇〇様 御主人

 〇〇様 御夫君

<ゲストのお子さん>

 〇〇様 お子様

 〇〇様 御子息、御令嬢


肩書きナシはNG?

さて、ここまで肩書きについてまとめてきましたが、いかがでしたか?

普段あまり目にしないような書き方もあるので、少し難しいなと感じる方もいらっしゃったのではと思います。


今回まとめた内容については一般的な内容になりますので、

必ずこうでなければならない!ということはありません。


・ゲストがほとんど友人で堅苦しくしたくないから

・ゲスト数がかなり多いため、あまり個人のことを公にしたくないから

・両家でゲスト数に差があるため

・形式的な肩書きより、面白みのあるユニークな肩書きを書きたかった


などの理由から、『肩書きは記載しない』という選択肢を取られた方も多くいらっしゃいます。

夫婦の数だけ形式はあるでしょうから、

もし悩んで行き詰まった時は、両親や職場の上司、担当プランナーの方へ相談してみてくださいね😊